WordPress 6.9 への自動更新による不具合が発生中
本日、WordPress 6.9 のメジャーアップデートが公開され、多くのサイトで自動更新が実行されています。
今回のアップデートではコアの仕様変更が含まれており、テーマやプラグイン側の対応が追いついていないケースが発生しています。
その影響として、以下のような症状が報告されています。
- 画面が真っ白になる(ホワイトスクリーン)
- PHPエラーコードが表示される
- 編集画面が開かない
- 一部機能が動作しない
- ブロックエディタでレイアウトが崩れる
こうした不具合はテーマやプラグインの非対応が原因のことが多く、アップデート直後は特に発生しやすい状態です。
WordPress 6.9 の主な変更点と特徴
WordPress 6.9 では、編集エクスペリエンスの強化やテーマ機能の追加など、内部的な改良が多数行われています。
主な変更点の例は以下のとおりです。
新しいブロック編集機能の追加
ブロックエディタの操作性向上や、新しいデザインツールの導入が行われています。レイアウト調整やスタイル管理がより柔軟になりました。
プラグイン・テーマ互換性への影響
コア側の構造変更やスクリプト周りの仕様更新により、古いテーマやアップデートされていないプラグインで不具合が起こる可能性があります。
パフォーマンス改善
画像処理やキャッシュの扱いなど、サイト表示速度に関連する改善が含まれています。
セキュリティ向上
メジャーアップデートでは恒例となるセキュリティ強化も実施されています。
公式の詳細はこちら
エラーが出た場合の対処方法
WordPress 6.9 への更新後にエラーが出た場合は、次の操作をご検討ください。
1. プラグインの一時停止
FTPまたはホスティングのファイルマネージャーから /wp-content/plugins/ フォルダ名を変更し、全プラグインを停止できます。
2. テーマをデフォルトテーマに切り替え
現在のテーマが非対応の場合、エラーの原因になることがあります。
3. PHPエラーログの確認
レンタルサーバーのログや debug.log を確認することで、原因箇所を特定できます。
4. 元に戻せる場合は6.8系へダウングレード
急ぎ復旧が必要な場合は、旧バージョンへ戻す方法もあります。
対応にお困りの方へ
今回のメジャーアップデートは影響範囲が広く、テーマやプラグインの組み合わせによっては復旧に時間がかかる場合もあります。
講座内で必ずすべてを対応できるわけではありませんが、可能な範囲でご相談にのらせていただきます。
もしサイトが真っ白・エラー表示などの状態になった場合は、一度お問い合わせください。
