【2026年最新データ】AI検索の「今」をSimilarwebのレポートで読み解いてみた
かつ
2026/07/27
最近、調べ物を Google ではなく ChatGPT でする人が増えています。実際どれくらい増えているの? これから自分のサイトやお店は、どうやって見つけてもらえばいいの?
世界的な調査会社 Similarweb が2026年に公開したレポート「2026 Generative AI Landscape(生成AIの最新地図)」を、むずかしい言葉をなるべく使わずに、要点だけかみくだいて紹介します。
1. AIで調べる人が、もう「当たり前」になった
- 生成AI(ChatGPTなど)へのアクセスは 月95億回、前年より70%増。
- 使う人の年齢も広がり、今は約半分が35歳以上。「一部の若い人のもの」ではなくなりました。
ここで大事なのは、AIは Google の“代わり”ではなく“もう一つの入口”だということ。ChatGPT を使う人の 95%は Google も使っています。つまり「Google 対策か AI 対策か」ではなく、両方の時代です。
2. AIに「おすすめ」されるだけで、来訪が2〜4倍
AIが名前を出して薦めたお店やブランドは、薦められなかった競合より 2〜4倍多く訪問されていました。
ポイントは、その場でクリックされなくても効いていること。AIが答えの中で「候補リスト(選択肢)」を作ってしまうからです。だからこれからは、「AIの回答に自分が出てくるか」が勝負どころになります。
3. 「引用されるページ」と「クリックされるページ」は別物
これがこのレポートでいちばん面白い発見です。
まず「階層」について。これはトップページから何回たどって奥に入るかという“ページの深さ”のことです。同じサイトでも、URLのスラッシュ(/)の数だけ奥に入っていきます。たとえば——
example.com/… 0階層=トップページ(サイトの玄関)example.com/blog/… 1階層(記事の一覧ページ など)example.com/blog/ai-taisaku/… 2階層example.com/blog/ai-taisaku/hikaku-2026/… 3階層=奥にある個別の詳しい記事
数字が大きいほど、トップから奥に入った“1つのテーマを深く掘り下げた個別ページ”になります。これをふまえると、発見はこうです。
- AIが“根拠”として引用するのは、サイトの奥にある詳しい記事。→ 引用の 65%が2〜3階層の深いページ(例:
example.com/blog/ai-taisaku/hikaku-2026/)でした。 - 一方で、AIから実際にクリックして入ってくる人の 58.8%はトップページ(0階層)(例:
example.com/)に着地します。
つまり——「AIに信頼される詳しい記事(=奥の深いページ)」と、「人が入ってくる入口=トップページ」は、役割がまったく違う。この2つを分けて、それぞれ育てる必要がある、ということです。
4. ChatGPTに“広告”が登場(日本にも)
ChatGPTの会話の26%に広告が入るようになりました。しかもその約3分の2は、会話が始まった2回目以降に表示されます。展開する国には日本も含まれています。
検索広告のように、AIの会話も“広告の場”になり始めた、ということです。
まとめ:これから何をすればいい?
- 普通のSEOは今も大事。 AI検索は裏で通常の検索結果を参照しているので、検索で見つからないサイトはAIにも拾われません。
- 「詳しい記事」と「トップページ」の両方を整える。 片方だけでは足りません。
- 見る指標を1つに絞らない。 順位やアクセス数だけでなく、「AIに名前が出るか」もチェックしていく。
一言でいえば、“見つけてもらう場所”が Google の外にも広がった、ということ。焦って質の低いAI量産記事を作ると逆効果です(実際、それでSEOごと評価を落とした企業もあります)。やることの本質は変わらず、「役に立つ・信頼される情報を、きちんと届ける」ことです。
💡 さらに——「AIに引用されやすいか」は、業界によって大きく違います。あなたの業界の“引用されやすさ”と“どんなサイトが引用されるか”を、業界別データで解説します。
例えば
- 金融:専門の金融メディア/パブリッシャーが中心。→「信頼できる専門媒体の記事」が引かれる。
この記事の著者・監修
カツ
カツプロ運営者のカツです! AI・Web関連から、日常のことなど、私目線の回答も交えながらお伝えします!
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