今回は、SEO対策の基本のタイトルタグ・ディスクリプションタグ・h1タグについてご紹介します。
この3つはSEO3大要素と言われているくらい結構重要な内容です。
この3つに、検索されたいキーワードを入れておくことが、対象ページの上位表示に繋がります。
では、そのタイトルタグ・ディスクリプションタグ・h1タグはどこに入れたらいいのでしょうか。
h1タグとは。入力場所は?
まずは、h1タグ。h1 = heading1の略。大見出しってことです。
これは、多くのWordpressのテーマでは投稿・固定ページのタイトルがh1タグになっています。
※テーマによっては、この設定がされていない場合があります。その場合はテーマを変更する。もしくはリニューアル作成の依頼をしましょう。
ご使用のテーマが、タイトルで入力した内容がh1に反映されるようになっているかどうかはデベロッパーツールで確認ができます。
h1を投稿や固定ページのタイトルに設定すると、基本1つのページにh1は1つというのが成り立ちます。
h1は1つのページに複数入れても大丈夫なのですが、その記事において最も重要なキーワードをh1に含めることで検索エンジンはそのキーワードを認識・評価します。
その為、1つの記事にh1を複数配置して、たくさんの希望キーワードを入れてしまうと、検索エンジンの認識・評価が分散されてしまいます。(こちらの【h1タグは1つのページに1つ】ついては賛否あるかと思いますので、私の見解となります。)
タイトルタグとは。入力場所は?
次はタイトルタグについてです。
タイトルタグ(<title></title>)は、各ページに1つです。
このタイトルタグに設定された内容が検索エンジンなどで検索された時に表示されるタイトルになります。
下記は「動物 かわいい」で検索した際のGoogleの例です。
このタイトルタグはかなり重要で、必ず設定しましょう。
設定場所は主に各投稿や固定ページの編集ページの下部にあります。
下記はテーマCocoonを使用した例です。
このSEOタイトル入力場所は使用されているテーマによって有無が変わります。
ここはカスタムフィールドというWordpressの設定で追加されていることが多く、この追加設定をしていないテーマだと、SEOタイトルなどの入力場所はありません。
その為、SEOタイトル入力場所がテーマについていない場合は、プラグインで追加しましょう。
おススメのプラグインは下記です。
ディスクリプションタグとは。入力場所は?
次はディスクリプションタグ(description)です。HTMLを勉強している場合は、metaタグのdescriptionのことですとお伝えするとわかりやすいかと存じます。
このディスクリプションタグに設定された内容が検索エンジンなどで検索された時に表示される説明文になります。
下記は「動物 かわいい」で検索した際のGoogleの例です。
タイトルタグと同様、ディスクリプションもかなり重要なので必ず入力しておきましょう!
入力場所は多くがSEOタイトルの下にあります。
SEOタイトルの時と同様、テーマによって入力場所の有無が変わるので無い場合は、プラグインで対応しましょう!
3大要素の入力内容・文字数はどうしたら良い?
さて、3大要素(h1・タイトル・ディスクリプション)の入力場所がわかったので、実際に入力作業に移りましょう。
ここはお伝えしているとおり、SEOにおいて最も重要とされる部分です。
その記事が、どのキーワードで検索された時に上位表示したいかを考えて、そのキーワードを入れた文章を作ることが大事です。
例えば、かわいい動物の紹介をしている記事を作っているとしましょう。
かわいい動物の紹介記事なので、かわいい動物について知りたい方に読んで欲しい。
ということは、検索エンジンで「かわいい動物」と検索している人の検索順位で上位表示したい。
こうなってくるわけですね。
その為、「かわいい動物」というキーワードを入れて3大要素に文章を記載しておけばOKです。
このキーワード選定は実はかなり重要で、また別の記事でご紹介しておきます。
今回はこのまま「かわいい動物」をキーワードとして3大要素に入力した例を作ってみます。
■ かわいい動物で設定した例
・h1タグはブログタイトルでもあるので、読む人が何の記事を書いているかがすぐにわかる内容にしましょう。
【哺乳類・爬虫類から厳選!かわいい動物をまとめてご紹介!】
・タイトルタグ(SEOタイトル)は検索エンジンで検索された時に読む人がクリックしたくなる内容にします。またキーワードを主語に持ってくることも重要です。
【かわいい動物を哺乳類・爬虫類から厳選!身近にもこんなかわいい動物が!?】
・ディスクリプションは検索エンジンで検索された時に読む人がクリックしたくなる内容にします。またキーワードを主語に持ってくることも重要です。
【2022年最新版!かわいい動物を哺乳類・爬虫類から厳選。身近にもこんなかわいい動物がいたの?といった意外な情報にも出会えるかも。かわいい動物を見て、癒されながら動物の生態を知ろう!】
このような考え方です。また文字数も注意が必要です。
実はSEOタイトルやディスクリプションは検索エンジンに表示される文字数に上限があります。
これはテーマやプラグインによってSEOタイトル・ディスクリプションの入力文字数上限が設定されているのですが、それとは別で、Googleの検索エンジンで上限があります。
下記の画像の例の通り、文字数が多い場合は…の表記になります。
つまり、どれだけクリックしたくなるような文章を書いていても見られていなければ意味が無い!
といった状態になります。
※…以降の文章はユーザーに見えていないだけで、検索エンジンには認識されています。
その為、重要なキーワードやクリックしたくなるような文章は前半に入れて、表示されなくても検索エンジンに認識はしてほしいというキーワードは後半に配置するように意識すればOKです。
といっても長々と40文字~50文字書いても良い評価は得られません。
検索エンジンは簡潔な文章を好みます。というより、ユーザー(人間)がそうですよね。
長々と書いたタイトルより、短文のタイトルの方が読みやすいしクリックしたくなるのです。
下記にタイトルとディスクリプションのオススメ文字数をご紹介していますが、検索エンジンのアップデートやご自身のデバイス(PCなのかSPなのか)によって変わりますので、あくまで参考レベルで。
Google検索(PC)25文字まで表示 ※全角・半角の影響で文字数の変動あり
Google検索(SP)35文字まで表示 ※全角・半角の影響で文字数の変動あり
Google検索(PC)80文字前後まで表示 ※全角・半角の影響で文字数の変動あり
Google検索(SP)70文字前後まで表示だが、アイキャッチ画像などが表示される場合は65文字 ※全角・半角の影響で文字数の変動あり
前述のとおり、この文字数は変動する場合があるので、考え方としては、タイトルタグは25文字以上は書いて35文字以内くらいにしておく。
ディスクリプションは70文字前後~80文字前後にするといった考え方が良いかもしれません。
h1タグの文字数は特に意識しなくて良いかと思いますが、長すぎず短すぎずを意識してください。
検索エンジンの表示されるタイトルとディスクリプションの内容が違う!
上記でSEOタイトルやディスクリプションを設定しても、実際に検索エンジンで調べると内容が違う!ってことが多々ございます。
これは、設定が間違っているわけではなく、Googleが自動生成している為です。
ご自身が設定しているタイトルやディスクリプションの内容より、h1タグや本文の一部抜粋の方が記事の内容をより反映できる!とGoogleが判断した場合、自動生成することがあります。
こちらはGoogleの公式ページの文章を一部引用しております。
Google 検索では、次のソースを使ってタイトルリンクを自動的に決定します。
・<title>
要素内のコンテンツ
・ページ上の主な視覚的なタイトルや見出し
・<h1>
要素などの見出し要素
・スタイル処理によって大きく目立つように作られたその他のコンテンツ
・ページ内のその他のテキスト
・ページ上のアンカー テキスト
・ページを指すリンク内のテキスト
文章参照:検索結果のタイトルリンクを管理する
ディスクリプションも同様に自動生成されており、2022年5月頃からはディスクリプションの文章はほとんど表示されず記事の本文一部抜粋が表示される傾向が強いです。
タイトルもディスクリプションも自動生成された場合は、希望の内容を表示することは難しくなります。
どうしても自分が設定したタイトルとディスクリプションを表示したい場合は、文字数を…にならないように短く変更してみると改善される場合があります。(Google次第なので絶対ではありません)
この自動生成は、記事と関係無いSEOタイトルやディスクリプションを付ける人が増加した為のGoogleの対策です。その為、結論は記事の内容をしっかりと書きましょう!ということになります。
ただ、SEOタイトルやディスクリプション、そしてh1タグもまだまだSEOとして重要な3大要素なので必ず設定するようにしましょう!
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