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AI・生成AI調べてみた 2026年11月9日

Meshy N1公開|3Dテクスチャ生成、最速14秒に

かつ

かつ

2026/11/09

Meshy N1公開|3Dテクスチャ生成、最速14秒に

AI3Dモデル生成サービスのMeshyが、新しいテクスチャ生成モデル「Meshy N1」を2026年11月3日に公開したと公式ページで発表しました。

これまでのテクスチャ生成モデルは、複数の2D画像を3Dモデルの表面に貼り合わせる「投影テクスチャリング」という方式を使っていました。この方式では、貼り合わせる画像どうしがわずかにずれると、色のにじみや線の二重描画といった欠陥が出やすいという課題がありました。Meshy N1は、3D空間で直接色を生成する「ネイティブテクスチャリング」という新しい方式を採用し、この課題に取り組んでいます。

この記事は、Web制作で3DモデルやCGアセットを扱う人、ECサイトなどで3D商品画像を作る人に向けて、公式ページに書かれている内容だけをもとに、何が変わったのかをまとめます。

3行でまとめると

  • テクスチャのクリーンさが最高評価。Meshy独自の指標「Texture Cleanliness」でMeshy N1は77%となり、他の3モデルを上回りました(公式ページ)。
  • 生成時間が最速。テクスチャリング時間の中央値は14秒、最速では13秒を記録しました(公式ページ)。
  • 2026年10月31日から利用開始。Meshyワークスペースで順次展開され、登録ユーザーなら誰でも使えます(公式ページ)。

何が起きたのか

日付できごと
2026年10月31日Meshy N1がMeshyワークスペースで順次展開開始
2026年11月3日Meshy N1について公式ブログで発表(投稿者:Andrew)

この日付とできごとは公式ページに記載されています。

変わったこと

投影方式からネイティブ生成へ

Meshy 7など従来のモデルは、複数の2D画像を生成してから3Dモデルの表面に貼り直す方式でテクスチャを作っていました。2つの視点の画像が同じ面を描いていて位置がずれると、線が二重になったり、隣の色がにじんだりする欠陥が出ます。Meshy N1はこの貼り直しの工程をなくし、3D空間で直接色を生成することで、こうした欠陥そのものが起きにくい仕組みにしています。

クリーンさの数値比較

モデルクリーンさ生成時間(中央値)
Meshy N177%14秒
Hi3D 3.047%237秒
Tripo 3.548%69秒
Rodin 2.559%68秒

この数値は、同じローポリメッシュ(Meshy T2.5製)を入力として比較した結果です(公式ページ)。

入力メッシュをポリゴン数の多いハイポリ(Meshy 7.1製)に変えても、Meshy N1のクリーンさはほぼ変わりませんでした。

モデルローポリ入力ハイポリ入力
Meshy N177%79%
Hi3D 3.047%68%
Tripo 3.548%54%
Rodin 2.559%70%

他の3モデルはローポリ入力でクリーンさが大きく下がりましたが、Meshy N1はほぼ同じ水準を保っています(公式ページ)。

速さと整合性

テクスチャリング時間は、UV展開(3Dモデルの表面を2D平面に広げる処理)を含むエンドツーエンドの時間で、Meshy N1は最速13秒を記録しました(公式ページ)。速さとクリーンさを優先しても、入力画像どおりの色や模様を再現できているかという「テクスチャの整合性」は落ちていません。

モデルテクスチャ整合性(平均)
Meshy N166%
Hi3D 3.064%
Tripo 3.564%
Meshy 664%
Rodin 2.561%

この数値は、人が作った参照モデルと比較して測定されたものです(公式ページ)。

使える範囲

Meshy N1は登録ユーザーなら誰でも利用できます。複数の参考画像を使う「マルチビューテクスチャリング」はサブスクリプション登録ユーザーのみ利用できます。現在対応しているのは2Kのテクスチャ解像度と、ベースカラーのテクスチャのみです(公式ページ)。

小さな会社・Web制作者にはどう効くか

ゲーム用の3Dアセットや、ECサイトの3D商品画像を作っている小さな会社や個人事業主にとって、まず変わるのは手直しの手間です。これまでは投影方式の欠陥を、人の手で色のにじみや線の二重描画を直す作業が発生しがちでしたが、Meshy N1はその欠陥自体が出にくい仕組みなので、仕上げ作業が減る可能性があります。

ポリゴン数を抑えたローポリのメッシュでもクリーンさが落ちにくいという点も、Web向けや軽量な3D表示を求められる場面には合っています。表示速度を優先してメッシュを簡略化しても、テクスチャの品質で妥協しなくて済むということです。

一方で、今のところ対応しているのは2Kの解像度とベースカラーのみなので、質感まで細かく作り込む高品質な商品レンダリングにはまだ力不足な場面もありそうです。また、複数の参考画像を使って色を細かく指定したい場合(マルチビューテクスチャリング)はサブスクリプション登録が必要なので、無料プランで提案を進めている場合は先に確認しておくとよいでしょう。

すでにMeshyを使っている人は、特別な申し込みをせずにMeshy N1を試せる状態になっています。新しいツールを覚える必要はなく、普段の作業の中でモデルを切り替えて試すだけで十分です。

確かめたこと

この記事は2026年11月9日に公式ページを読んで確かめた内容をもとにしています。

まとめ

Meshy N1は、投影方式をやめ3D空間で直接色を塗る新しい方式のテクスチャ生成モデルです。公式ベンチマークでは、クリーンさと速度の両方で比較対象の3モデルを上回りました。2026年10月31日から登録ユーザー全員が使えるようになっており、追加の申し込みは不要です。ただし対応解像度やマルチビュー機能には制限があるので、使う前に自分の用途に合うか確認してください。

出典

この記事の著者・監修

カツ
生成AIエンジニア/フロントエンドエンジニア/舞台監督などなど

カツ

カツプロ運営者のカツです! AI・Web関連から、日常のことなど、私目線の回答も交えながらお伝えします!

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