Movable Typeに複数の脆弱性、サポート終了版は注意
かつ
2026/10/15
CMS(コンテンツ管理システム)「Movable Type」に、複数の脆弱性が見つかりました。JPCERT/CC(コンピュータセキュリティインシデント対応チーム)が2026年10月15日公開の週次報告「Weekly Report」で取り上げています(公式ページ)。
Movable Typeは、シックス・アパート株式会社が提供するCMSです。自分でサイトを運営している会社や、Web制作者が管理を任されているサイトでも使われています。
対応方法はバージョンアップかワークアラウンドの実施ですが、すでにサポートが終了したバージョンには修正版が出ない点に注意が必要です(公式ページ)。
3行でまとめると
- Movable Typeに複数の脆弱性が見つかった(公式ページ)
- 対応はバージョンアップまたはワークアラウンド(公式ページ)
- サポートが終了したバージョンには修正版が出ない(公式ページ)
何が起きたのか
シックス・アパート株式会社が提供するMovable Typeに、複数の脆弱性があることが分かりました。JPCERT/CCは、2026年10月4日から10月10日の週に確認したセキュリティ関連情報として、この問題を2026年10月15日のWeekly Reportで伝えています(公式ページ)。
脆弱性の具体的な内容や件数については、公式ページ本文には記載がありません。詳しい情報は、開発者が提供する情報を確認する必要があります(公式ページ)。
対応方法として案内されているのは、バージョンアップまたはワークアラウンド(回避策)の実施です。ただし、すでにサポートが終了したバージョンに関しては、修正版はリリースされません(公式ページ)。
影響を受けるもの・受けないもの
公式ページに書かれているのは、次の2つの状態だけです。
| バージョンの状態 | 対応 |
|---|---|
| サポート中のバージョン | 修正版またはワークアラウンドが提供される(公式ページ) |
| サポートが終了したバージョン | 修正版はリリースされない(公式ページ) |
どのバージョンが「サポート中」でどのバージョンが「終了済み」なのか、具体的な製品名やバージョン番号は公式ページ本文には書かれていません。この点は、開発者が提供する情報で確認する必要があります(公式ページ)。
小さな会社・Web制作者が今やること
- 自社や管理しているサイトでMovable Typeを使っているかどうかを確認する。使っていなければ、この記事の対応は不要です。
- 使っている場合は、今のバージョンを確認する。管理画面やインストールされているファイルから分かることが多いです。
- 開発者(シックス・アパート)が提供する情報を確認し、自分のバージョンがサポート中かどうかを調べる(公式ページ)。
- サポート中のバージョンであれば、案内されているバージョンアップまたはワークアラウンドを実施する(公式ページ)。
- サポートが終了したバージョンを使っている場合は、修正版が出ないため、開発者が提供する情報を参照し、今後の対応(新しいバージョンへの移行など)を検討する。
- 自分で管理していないサイトの場合は、委託先の制作会社や管理会社に、バージョンと対応状況を確認する。
公式ページには、脆弱性が実際に悪用されているかどうかについての記載はありません。慌てて何かを変更する前に、まずは自分のサイトのバージョンを確認するところから始めれば十分です。
確かめたこと
この記事は、2026年10月15日にJPCERT/CCの公式ページ(Weekly Report 2026-10-15号)を読んで確かめた内容にもとづいています。それ以外の検証は行っていません。
まとめ
Movable Typeに複数の脆弱性が見つかり、JPCERT/CCが2026年10月15日のWeekly Reportで伝えました。対応はバージョンアップまたはワークアラウンドですが、サポートが終了したバージョンには修正版が出ません。まずは自分のサイトがMovable Typeを使っているか、どのバージョンかを確認しましょう。
出典
この記事の著者・監修
カツ
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